9/19、安保法は、『国会議員の多数決』で可決されました。
ところが、2015/9/20・朝日新聞世論調査の結果によれば、国民の過半数(51%)は、安保法に反対でした。
安保法 反対 51% 賛成 30% その他 19% 合計 100% |
国会議員の多数意見(=安保法賛成)と
主権者(国民)の多数意見(=安保法反対)とは、
真逆です。
その理由は、選挙が、人口比例選挙でなかったからです。
今の日本は、国会議員主権国家です。
以下の2013年参院選(選挙区)(全73人)の選挙結果の数値から分析すると、
自公以外の政党・無所属は過半数(52.1%)得票しているにもかかわらず、半数未満(30.1%)の議席しか獲得できていません。
他方、自公は、半数未満(47.9%)の得票にも拘わらず、69.9%(過半数)の議席を獲得しています。
得票数 |
得票率 |
議席数 |
|
野党・無所属 (安保法反対) |
27,666,837 |
52.1% |
22(30.1%) |
自民・公明 (安保法賛成) |
25,405,639 |
47.9% |
51(69.9%) |
合計 |
53,072,478 |
100% |
73 |
*数字は総務省資料より
【国会議員の多数意見=主権者(=国民)の多数意見】とする方法は、人口比例選挙(=一人一票)以外にありません。
一人一票選挙(=人口比例選挙)が実現する時、それは、最高裁が1人1票判決を言い渡す時です。
そしてその時、日本の有史以来今日迄の約2000年間で、初めて、日本に民主主義国家(=国民主権国家)が誕生するのです。
下記は、本件裁判で最高裁に提出した上告理由書です。
大部ですが、小学生でも分かる内容です。
時間をかけて、是非お読みいただきたいと思います。
上告理由書: 上告理由書_fnl(索引付).pdf
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