升永ブログ

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6/29「選挙権・選挙制度および国民の政治参加に関する比較法的研究」第1回シンポジウム開催

 下記のとおり、6/29、第1回「選挙権・選挙制度および国民の政治参加に関する比較法的研究」シンポジウムが開催されました。
現役の憲法学者との意見交換を通じて、議論をさらに深まめていきたいと思います。

(記事引用:東京新聞20240630)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/336849

升永弁護士(左から2番目)や憲法学者らによる選挙制度のシンポジウム=東京都文京区で

升永弁護士(左から2番目)や憲法学者らによる選挙制度のシンポジウム=東京都文京区で

1票の格差は、2021年の衆院選が最大2.08倍、22年の参院選は3.03倍だったが、最高裁はいずれも「合憲」と判断。「1票の格差」是正を目指す弁護士グループを率いる升永英俊弁護士は「国会議員1人あたりの有権者数が同一でなければ正統性はない」と主張した。

専修大の棟居快行(むねすえ・としゆき)教授は最高裁の「合憲」判断を疑問視。「(投票価値を平等にして)1人1票にしなければ、国会議員は憲法で規定された『全国民の代表』と言えない」と語った。明治大の斎藤一久教授は直近3回の参院選が3倍以上の格差となっている点を挙げ「改革していない。主権者として危機感を持つ必要がある」と指摘した。
 シンポジウムは幅広い法学研究者が参加する日本比較法研究所が主催。進行役を務めた中央大の橋本基弘教授は「民主主義、選挙という国民の政治参加について広い視点で考えたい」と語った。同研究所は今秋にもシンポジウムを開く予定。(大杉はるか)

 

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1.日時:2024年6 月29 日(土)中央大学茗荷谷キャンパス 2E04号室
2. 場所:茗荷谷キャンパス 2E04号室
3.テーマ:選挙権訴訟と最高裁判所(升永英俊「人口比例選挙の要請」とどう向き合うか)
4.タイムスケジュール
10:00 ~ 10:10 開会の挨拶・趣旨説明(研究グループ代表 中央大学教授 橋本基弘)
10:10 ~ 10:30 升永英俊弁護士(TMI総合法律事務所)による第1報告(問題提起)
10:35 ~ 10:55 棟居快行教授(専修大学)による第2報告
11:00 ~ 11:10 休憩
11:10 ~ 11:30 君塚正臣教授(横浜国立大学)による第3報告
11:35 ~ 11:55 斎藤一久教授(明治大学)による第4報告
12:00 ~ 13:00 休憩(昼食、質問票記入)
13:00 ~ 13:20 海野敦史氏(前中央大学総合政策学部兼任講師)による第5報告
13:20 ~ 13:30 休憩(パネル・ディスカッション準備、質問票記入)
13:30 ~ 14:55 パネル・ディスカッション(①升永、②君塚、③棟居、④斎藤、⑤海野、司会橋本)
15:00 閉会予定
https://www.chuo-u.ac.jp/research/institutes/comparative_law/event/2024/06/71658/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR3YMtYC1Pv_nIKeGduANXSW5wem4XT1TGVzrmh6ZcaoShLKCBWoTpBj3YM_aem_GBYy-XsO0i36oyASuI9LoQ

 

 

 

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