升永ブログ

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衆議院総務委員会(4月8日)-柿澤未途議員

沖縄の林先生からこの情報をいただきました。

 

4月8日、私共が高松で高裁判決後の記者会見を行っている頃、東京の霞ヶ関では衆議院総務委員会が行われていて、柿澤未途議員(みんなの党)が、「一票の不平等の是正」に関する質問をされたとのことです。

質疑の模様は、衆議院TV(http://www.shugiintv.go.jp/)の「ビデオライブラリー」の4月8日のところから、「柿澤未途(みんなの党)」をクリックすると視聴できます。

 

ビデオ開始から6分ぐらい経過したところで、柿澤議員は、2/13の一人一票実現国民会議第1回サポーター大会に触れ、「同大会では、1.007倍の不平等すら違憲無効とした1983年米国連邦最高裁判所判決が紹介され、不平等是正の国民運動が立ち上がっている」と述べられました。

 

立法府の中で一人一票の審議がなされたことは、歓迎すべきことだと思います。

 

柿澤議員の質問に対し、原口大臣は、「最高裁での審理の推移を見守るというのが政府の姿勢である」と答弁されました。

 

投票権の平等は、民主主義の基盤となる、憲法上保障された国民の権利です。

国民の意見が蔑ろにされ、最高裁のたった15人の意見のみで、この投票価値が減殺されてしまっていいのでしょうか。

 

国民は、普通選挙権、憲法改正の国会提案に対する承認権と並ぶ参政権である最高裁裁判官国民審査権を持っています。最高裁裁判官を、信任又は不信任する直接投票の権利です。

国民は、有効投票数の過半数(約3500万票)の不信任票(×印)で、一人一票反対派判事を罷免することができます。

 

一人一票に対する最高裁裁判官(15名)の一人一人の各判断への注目が、今後更に高まることは必至です。

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