7月3日(土)午後2:30より、第2回サポーター大会です。
前回同様、第1部(午後2:30~午後5:30)を総会にあて、第2部(午後6:00~午後7:00)は、サポーター交流会となります。
一人一票実現国民会議HP(http://www.ippyo.org/taikai2.html)でクリック参加申し込みをお願いしています。当日参加いただける方のおおよその人数の把握、受付のスムーズ化、そして、何よりも参加申し込みクリックは、事務局の大会準備スタッフの励みになります。是非、ご協力をお願いします。
世間の常識は、「清き一票」です。 「清き0.何票」はオカシイ。
私達はこれまで、投票価値の不平等の問題を、「一票の格差」という聞き慣れた言葉のトリックにかかり、なんとなく曖昧な意味でしか捉えてきませんでした。
例えば、国民は皆1票をもっているが、1票以上持っている人もいるとか、
(立候補者の立場から見ると、)当選するのに10万票必要なところもあれば、20万票必要なところもある等々。
ところが、投票価値の不平等の最大の問題は、それが、少数の国民が多数の国会議員を選んでしまうという事態を招いているということです。
衆議院を見ると、小選挙区選出衆議院議員の総数300人のうちの過半数(151人)を42%の人口が選出し、58%の人口は、残りの149人しか選出できません。
参議院を見ると、選挙区選出参議院議員の総数146人のうちの過半数(74人)を32%の人口が選出し、67%の人口は、残りの72人しか選出できません。
正当な選挙により、多数の国民により選ばれた国会議員が、代議制を通じて全ての国会の議事を国家議員の多数決で決定するということが、憲法が定めるこの国の統治の仕組みです。
国の借金をできるだけ減らす、社会保障、強い経済をつくる等々、日本が直面している重要な課題はたくさんあるでしょう。
しかし、日本は代議制ですから、全ての法律、首相、最高裁裁判官の指名・任命は、国民が選んだ国会議員の多数決によって、国会で全て決まります。
主権者である国民の声が、等しく国会に反映する仕組みを維持しなければ、民主主義国家とはいえません。
この問題に気付いてしまった者は、気付いてしまった者の責任があります。ラグビーでボールを受けたものはそのボールをパスしてつなげなければならないのと同じです。
昨年7月末、この運動の第一歩を踏み出してから早一年。これまでに、7つの違憲判断が出ました。この運動は着実に前進しています。老いも若きも関係なく、「一人一票」実現のために、更なる大きな一歩を踏み出しましょう。
サポーター大会で多くの方とお会いできるのを楽しみにしています。
大会チラシは → こちら
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