升永ブログ

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民主主義

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6/29「選挙権・選挙制度および国民の政治参加に関する比較法的研究」第1回シンポジウム開催
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6/29「選挙権・選挙制度および国民の政治参加に関する比較法的研究」第1回シンポジウム開催

 下記のとおり、6/29、第1回「選挙権・選挙制度および国民の政治参加に関する比較法的研究」シンポジウムが開催されました。 現役の憲法学者との意見交換を通じて、議論をさらに深まめていきたいと思います。 (記事引用:東京新聞20240630) https://www.tokyo-np.co.jp/article/3368...
【新刊のご案内】弊著『統治論に基づく人口比例選挙訴訟Ⅳ』(日本評論社 2023/9/30)
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【新刊のご案内】弊著『統治論に基づく人口比例選挙訴訟Ⅳ』(日本評論社 2023/9/30)

弊著『統治論に基づく人口比例選挙訴訟』シリーズのⅣが日本評論社様より出版されました。 書評(評者:橋本基弘中央大学教授)(Web日本評論)をご一読いただければ幸いです。 https://www.web-nippyo.jp/34076/ 橋本教授による指摘は重要と思います。 以下引用します。 「升永説は、人口比例選挙を、...
「選挙が、民主主義国家の心臓だ」と知った
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「選挙が、民主主義国家の心臓だ」と知った

「選挙が、民主主義国家の心臓だ」と知った 私は、1978年、コロンビア大学ロースクール(法科大学院)に留学した。日本の衆院選では公示から投票日まで、最短で12日間である。しかし、米大統領選の選挙運動はとてつもなく長い。私は、米国人の級友になぜなのか聞いた。 彼いわく、 「大統領選は、選挙という形式をとっているが、実は、...
【月刊弁護士ドットコム2019.4月号「フロントランナーの肖像」】で取り上げていただきました。
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【月刊弁護士ドットコム2019.4月号「フロントランナーの肖像」】で取り上げていただきました。

【月刊弁護士ドットコム2019.4月号「フロントランナーの肖像」】で、一人一票訴訟について、じっくり話をさせていただきました。 (インタビュー記事PDF) 「真の民主主義実現のための「一人一票訴訟」不条理と戦う弁護士が駆け抜けた9年間の成果とこれから」 - 「選挙が、民主主義国家の心臓だ」衝撃を受けたアメリカ留学 - ...
謹賀新年
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謹賀新年

一部のメディアの情報によれば、今年は、憲法改正の国会発議と国民投票の年のようです。 自民党「改憲4項目」素案は、下記の4点です。 ① 憲法9条1項、2項を維持、「9条の2」を新設して自衛隊を明記、 ② 緊急事態条項の創設、 ③ 憲法47条を改正し、衆参両院の選挙区と定数は、人口を基本とし、行政区画、地域的な一体性、地勢...
一人一票裁判: 7つの高裁がH29年衆院選を合憲と判決した理由
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一人一票裁判: 7つの高裁がH29年衆院選を合憲と判決した理由

Ⅰ 平成28年改正法、平成29年改正法下(アダムズ方式)で行われる平成33年以降の衆院選は、人口比例に近い選挙(人口の49%〈6025万人〉が衆議院議員〈465人〉の50.01%〈233人〉を当選させる選挙)になることが、ほぼ確定です。 地球上で人類初の民主主義国家を建国した米国ですら、人口比例選挙となったのは、建国後...
1人1票裁判(2017衆院)の両当事者の主張
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1人1票裁判(2017衆院)の両当事者の主張

以下のリンクから両当事者の主張をご覧いただけます。 人口比例選挙が憲法上の要請であることの根拠条文は? 民主主義における意思決定のルールは? 国民主権国家とはどのような国か? 国会議員主権国家とはどのような国か? 是非、ご一読下さい。 【原告】 ①訴状 ②準備書面(1) ③証拠(甲1~5、甲6~10、甲11~14、甲1...
【1人1票裁判】大法廷弁論が行われました(2017/07/19)
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【1人1票裁判】大法廷弁論が行われました(2017/07/19)

7月19日(水)午後1時30分に大法廷弁論が行われました。 2011年、2012年の最高裁の画期的な各判決が出る前は、弁論の中心は、国民主権、多数決原理を定めた憲法の文理解釈から導かれる1人1票の原則でしたが、2011~2015年の最高裁の各大法廷判決を経て、憲法学者の間でも、1人1票の原則が有力説となったこと(「・・...
【1人1票裁判】大法廷弁論は7月19日(水)午後1時30分です
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【1人1票裁判】大法廷弁論は7月19日(水)午後1時30分です

2016年参院選(選挙区)に関する1人1票裁判の弁論は、7月19日午後1時30分からです。 Ⅰ 弁論での口頭陳述者の陳述のテーマは以下のとおりです。 ① 弁護士 升永 英俊「違憲状態の選挙で当選した国会議員は、国会活動を行う正統性がない。」 ② 弁護士 久保利 英明「一人一票同一価値は、国家ガバナンスの根本原理である。...
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