衆議院選挙改革案で、一人一票案がでました。
2009.8.30施行衆議院議員選挙での1票対0.43票の投票価値の不平等につき、最高裁大法廷平成23年3月23日判決は、一票の不平等の主因となる一人別枠方式は憲法に違反する状態に至っていると判示し、できるだけ速やかに1人別枠方式を廃止し、憲法の要請にかなう立法をするように命じました。
同最高裁判決から半年が経ち、国会で具体的な話し合いが始まりました。
本日付(10/20)朝日新聞朝刊に、各党の改革案が大変簡潔な表にまとめられています。この表によれば、改正後の各党案における不平等は下記のとおりです。
民主党案:1票 対 0.62票
自民党案:1票 対 0.56票
みんなの党案:1票 対 1票
たちあがれ日本:1票 対 0.67票
公明党、共産党、社民党、国民新党、新党改革は、具体案が出ていません。
みんなの党の「一人一票案」には驚きました。
10月22日(土)午後7時~、『現代ビジネス』主催で、田原総一朗さんとナマ対談が決まりました。テーマは、「なぜ日本では「一人一票」の権利がないのか」です。
民主主義とは何かについてじっくりとお話できることを楽しみにしております。
中継開始は10月22日(土)午後7時の予定です。是非、ご覧下さい。http://gendai.ismedia.jp/articles/-/23375
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