312002020/11/18大法廷判決について、4つの点を整理しました。升永 英俊2020-11-252020/11/18大法廷判決について、下記4つの点を整理しました。 ご一読いただければ幸いです。 1 2020年大法廷判決は、H26年大法廷判決の判例に従って、抜本的見直しの参院選制度改革の実現を要求している: 2020年大法廷判決は、下...
17400【弁論要旨 全文掲載】最高裁大法廷判決期日は11月18日(水)午後3時升永 英俊2020-11-05最高裁大法廷弁論は、10月21日(水)午後1時30分より行われました。 私は、概ね下記の内容で弁論しました。【弁論要旨(升永)】 記 憲法の投票価値の平等の要請は、衆参で差異はない(平成24年、26年大法廷判決)。 本件選挙の最大較差・3....
46100[準備書面(1)全文掲載] 【1人1票裁判(2019参)】国の意見書に対す...升永 英俊2020-06-26国の意見書(令和2.3.30日付)に対する反論を提出しました。 主張の内容は、大要、以下Ⅰ、Ⅱの通りです。 Ⅰ 平成29年大法廷判決(参)は、 ①【投票価値の最大較差が1対3.08にまで縮小したこと】および ②【平成27年改正法によって、「...
105610本日より、ewoman主催「働く人の円卓会議」に参加します。升永 英俊2018-04-13本日より、ewoman主催「働く人の円卓会議」に議長として参加します。 「働く人の円卓会議」とは、多岐にわたるテーマに対し、参加者がイエス・ノーの投票と自分の意見などを投稿し、議長と3回の対話で進めるオンライン会議です。すでに3000テーマ...
国民主権32500【準備書面(2)、(3)全文掲載】 1人1票裁判(2019参)・選挙人らの主張を追加しました。選挙人ら(原審原告ら)の主張の追加(補充)を最高裁に提出しました。 ① 準備書面(2)では、平成29年大法廷判決に関する【不当な判例変更について】、 ② 準備書面(3)では、本件選挙は違憲または違憲状態であるとの意見であると推察される【6名の憲法学者の意見】論文等の追加、です。 是非ご一読下さい。 【追加提出書面】 ①...
国民主権113002[原被告の主張全文掲載] 1人1票裁判(2019参院)始まりました。高裁弁論にご参加下さい!(判決期日情報を更新し...2019年7月21日施行参院選(選挙区)(本件選挙)に関する1人1票裁判が始まりました。 今回の裁判でも、全選挙区(45選挙区)で原告が立ち、選挙の翌日(7/22)に、全14高裁・高裁支部で一斉提訴しました。 9月から始まる全国各高裁の口頭弁論日程は、以下のとおりです。 口頭弁論期日では、書面で提出した原告の主張を補充...
国民主権71001【法学セミナー(日本評論社)で、3回に亘って「人口比例選挙」についての論文を発表しました】人口比例選挙(その1)では、 私共の1人1票裁判では、投票価値の平等の憲法上の根拠として、憲法14条等に基づく「人権論」ではなく、憲法56条2項、1条、前文第1文に基づく「統治論」によって主張していることを紹介しました。 「人口比例選挙(その1)」法学セミナー2019/03月号no.770(004~007頁) 人口比例...
憲法改正64500【月刊弁護士ドットコム2019.4月号「フロントランナーの肖像」】で取り上げていただきました。【月刊弁護士ドットコム2019.4月号「フロントランナーの肖像」】で、一人一票訴訟について、じっくり話をさせていただきました。 (インタビュー記事PDF) 「真の民主主義実現のための「一人一票訴訟」不条理と戦う弁護士が駆け抜けた9年間の成果とこれから」 - 「選挙が、民主主義国家の心臓だ」衝撃を受けたアメリカ留学 - ...
国民主権1948002022年以降の衆院選では、平成28年改正法(アダムズ方式採用)により、人口の48%が、衆院の国会議員の過半数(50...私ども、全国弁護士グループは、2009年以降、全ての国政選挙毎に、全国の高裁・高裁支部で1人1票裁判を提訴しました。 そして、平成23年大法廷判決(衆)、同24年大法廷判決(参)、同25年大法廷判決(衆)、同26年大法廷判決(参)、同27年大法廷判決(衆)の5個の最高裁大法廷「違憲状態」判決が集積された結果、ようやく、...
国民主権517001人1票裁判(2017衆院)の最高裁弁論は11/28(水)午後1時30分です*升永の弁論の要旨のデータを追加しました。 *国の答弁書のデータを追加しました。 1人1票裁判(2017衆院)の最高裁弁論は、 11月28日(水)午後1時30分に指定されました。 以下のリンクから、上告審での主張書面をご覧いただけます。 【上告人(原審原告)】 ①上告理由書 ②上告理由書要旨 ③準備書面(1)(理由書要...
憲法改正142003一人一票裁判: 7つの高裁がH29年衆院選を合憲と判決した理由Ⅰ 平成28年改正法、平成29年改正法下(アダムズ方式)で行われる平成33年以降の衆院選は、人口比例に近い選挙(人口の49%〈6025万人〉が衆議院議員〈465人〉の50.01%〈233人〉を当選させる選挙)になることが、ほぼ確定です。 地球上で人類初の民主主義国家を建国した米国ですら、人口比例選挙となったのは、建国後...